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【メディア掲載情報】 京都新聞 地域面『和と外資融合 工夫語る』に掲載されました

2017年11月30日

京都新聞 地域面『和と外資融合 工夫語る』 京産大 研究員、スタバ出店で

 京都産業大学日本文化研究所(京都市北区)の公開シンポジウムが29日同大学であり、上席特別客員研究員を務める彌榮自動車(下京区)の社員が京都の文化と外資企業の融合で誕生した和のしつらえのあるコーヒー店の誕生について講演した。

 彌榮自動車で不動産課長を務める熊谷保さん(41)は、伝統的な日本家屋を改装して6月に開店した「スターバックス京都二寧坂ヤサカ茶屋店」(東山区)のプロジェクトを2年6ヶ月かけて成し遂げた。

 熊谷さんは看板を出せず、行列も作れない厳しい地域のルールに従いながら、地元に溶け込んで準備を進めた経緯を語った。「京都の近代の歴史を調べて知っていたからこそ企画できた。新しい伝統を創造しようとスターバックスと話し合って完成した」と説明した。

 また「京都の美意識を世界に通用する美の感覚の形にしていく事業だった。スターバックスと建物の価値を共有できたことが大きかった」と話した。

 パネル討論では、スターバックスコーヒー・ジャパンの高谷俊輔店舗開発本部グループマネージャーが「地域に受け入れられない環境では出店を控えるという考え方で地元に受け入れられる努力をしている。看板を出せないのもあえて面白いと思ってチャレンジした」と話していた。


京都新聞 地域面『和と外資融合 工夫語る』

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